Ryuichi kawamura Architects Atelier -R/AA-

鬼石町多目的ホール設計提案競技 [2003.02]


建築=柱・梁・スラブ・壁・・・20世紀の建築像。さらに壁、スラブによって明確に分けられて外部と内部は常に異質な存在であった。位置、ボリューム、形態、外部、内部・・・「建築」は、もっと自由である。

整然と並ぶ壁の内部では、さまざまな機能のボリュームが踊る。それは、外部でありまた内部でもある。

外皮に包まれた外部空間とくり抜かれたままの内部空間が均質な連続する壁の内部に創りだされる。

連続する壁の中に作られた空間の中では、外部と内部が同質な存在となるだろう

・「杉林」を彷彿させる連続壁の作り出すファサード。

・連続した壁をくり抜いて構成するボリューム。

外皮を持つボリュームは、用途、機能によりさまざまな大きさ、形態を為し。くり抜かれたままのボリュームは、テラスとなり、光や風を導くだろう。

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